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【初心者必見!一眼レフカメラ道場】初心者におすすめしたい一眼レフカメラの選び方

前田 北斗

セブンシックスの北斗です。

一眼レフカメラを始めようと考えている方が、カメラを買う時に絶対に迷うこと。
それは、メーカー選び!!

Nikon、Canon、OLYMPUS、SONY、PENTAX、FUJIFILMなど、たくさんあって選べるか!と言いたいあなた。
全くもってその通りです。
そもそも選ぶ基準を持っていない人が、選べるはずありませんよね。

今回は、初心者が一眼レフカメラを選ぶ上で大事なポイントを紹介しながら、私がNikonのカメラを選んだ理由を合わせてご紹介したいと思います。

ぜひ、参考にしてください!

過去の記事はこちら
第1回 オート撮影からの脱却
第2回 オートフォーカスを使いこなす
第3回 F値とは
第4回 シャッタースピード・露出・ISO感度とは
第5回 露出補正・測光モードとは
第6回 背景をぼかすための4つの方法
第7回 ホワイトバランスとは
第8回 正しい構え方と水平・垂直
第9回 必須のカメラアクセサリーとは
第10回 料理を美味しそうに撮る方法
第11回 親指AFで動き回る被写体をバッチリとらえる!
第12回 カメラ×Wi-Fiはこんなにも素晴らしい!
番外編 初心者におすすめしたい一眼レフカメラの選び方
第13回 5分でわかる!RAWとJPEGの違い、RAWのメリットデメリット

初心者が気にするべき、カメラメーカー選びのポイント

これから一眼レフカメラを始めよう、って人が50万円のカメラを買うはずありません。
多くの場合、「入門機」「エントリーモデル」と呼ばれるラインナップから選ぶことでしょう。
長続きするかわからないし、高いやつを買って失敗したら嫌だし、使いこなせる自信無いし、、、などの思いが頭を駆け巡り、お店のおすすめ機種を買いたくなります。

でもちょっと待って!
人気機種を買ったから最高の買い物だとは限りません。
そこで今回は、エントリーモデルの一眼レフカメラを選ぶ上で、大切にしたい基準をご紹介いたします。

上位モデルの評判を見る

はじめにNikonのカメラを買った人は、よほどのことが無い限り、Nikonのカメラを選び続けます。
なぜなら、使い勝手が身体に染み付いてしまうから。
メーカーごとにボタン配置や、メニューの呼び名、機能が違うので、また新たに覚え直すのがめんどくさいんです。

いずれ高性能なカメラが欲しくなったときに備えて、各メーカーの上位機種の評判は事前に知っておきたいポイントの1つです。
「まさか自分が、あんな高価なカメラ買うはずないよ」と思っているあなた。
失敗しないカメラ選びをする上で、このことはとっても大切なんですよ。

知り合いのカメラ好きに聞いたり、インターネットなど調べたりして、上位機種の評判を自分なりに調査しましょう。
これが、1つ目のカメラメーカー選びのポイントです。

入門機の位置付けを知ろう

ところで高額なカメラと、安価なカメラの違いってわかりますか?
3万円代から買える入門機と、60万円の上位機種とは一体何が違うのでしょう?

「高価な方が綺麗に撮れる」と思ったあなたは大正解!
ですが、もう少し細かく知る必要があります。

  • 暗いところでも綺麗に撮れる。
  • ピントが合わせやすい。
  • 色の表現が美しい。
  • 連写が速い。
  • 操作がしやすい。
  • 細かい要望に応えてくれる。

だから、結果的に「綺麗に撮れる」ワケです。
高価なカメラほど、それらの性能が高いと言って差し支えないと思います。

各メーカーからすると、入門機で自分のメーカーを選んで貰えれば、その後上位機種を購入する時も自分のメーカーを選んで貰える確率が高くなるので、入門機は大事な位置付けとされ、どのメーカーも力を注いでいます。
入門機は、上位機種販売への布石と言えるでしょう。

なので、入門機においては、びっくりするような性能差はありません。
新製品同士であれば尚さらです。
どのメーカーも必死に作っているからこそ、価格差や性能差が生じにくいという理屈ですね。

同じような価格帯のカメラ同士で、どっちの方が性能が良いか何時間も悩まなくても良いかもしれません。

やはり大事なのは、どのメーカーのカメラを買うか、です。

アイテムが豊富なメーカーで選ぶ

カメラを使っていると、レンズやストロボ、バッテリー、バッグ、ストラップなど欲しくなるものが増えてきます。
メーカー純正のものもあれば、互換製品なんかもあったりして、それらを選ぶのもすごく楽しい時間のひとつです。
ただ、人気の無いメーカーは対応している製品が少なかったり、見つからなかったりして、楽しい時間が悲しい時間になる可能性があります。

とりわけ困るのがレンズ!
それぞれメーカーごとに決まったカタチがあるので、「対応レンズ少な!」となるとテンションはガタ落ちです。
まだ買う前はわからないと思いますが、レンズってすぐに欲しくなっちゃうんですよ。

事前に、対応アイテムの充実度合いを調べておくと、メーカー選びがし易くなると思いますよ。

Wi-Fi機能があると便利

一眼レフカメラを買ったばかりの方からよく聞くのは、パソコン作業が面倒だ、という声。
家に帰ってからSDカードをパソコンに挿して、フォルダ分けして写真を管理する。
これが嫌で、写真を撮らなくなる人もいるようです。

でもWi-Fi機能があると、スマホ操作の延長で写真管理ができるのでとっても便利ですよ。
Wi-Fi機能内臓SDカードも販売されているので、カメラ自体にWi-Fi機能がなくても平気ですが、カメラ内臓に越したことはありません。

撮った写真をその場でスマホに転送して、すぐにみんなで共有できるので、Wi-Fi機能は個人的には必須機能だと思っています。

第12回 カメラ×Wi-Fiはこんなにも素晴らしい!」でWi-Fiの良さや使い方について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ここまでわかったら、あとは直感と好みで決めるのも大アリ!

見た目とか、メーカーに対するイメージとか、友達の意見とか、そういうの全部ひっくるめて、なんとなくこれ!って言えるカメラが一番良いと思います。

最後はカメラに対する愛着度で選びましょう!
結局あやふやじゃん!とツッコミたくなる気持ちもわかりますが、あくまでも上記のことを知った上で、愛着の湧くカメラを選ぶということが大切です。

それと買う前に、実際に実物を触ってシャッターを押してみてくださいね。
シャッター音でビビっと来る方も多いそうです。

また、知り合いが使っているカメラのメーカーに合わせるのもひとつの手です。
困った時の頼れる味方になってくれますよ。

初心者のカメラメーカー選びまとめ

  • 買うわけじゃなくても、上位モデルの評判を調べよう。
  • 入門機同士なら、大して性能差はないものとして考えよう。
  • アクセサリーの充実したメーカーを選ぼう。
  • Wi-Fi機能内臓カメラはかなり便利。
  • 最後は直感を信じよう。

「Nikonは風景写真に向いていて、Canonは人を撮るのに向いている」とか、「Canonは実物よりも美しい写真が撮れる」とか、「Nikonは黒に強い」とか、謎の情報がインターネットでは当然のように書かれていますが、私的には「はぁ…」って感じです。
「それただの感想じゃん」と思うのは私だけでしょうか。
じゃあCanonで風景は撮れねぇのかよ、とツッコミを入れたいくらいです。

一眼レフカメラは、各メーカーの技術と研究の賜物であり、そのどれもが素晴らしいカメラです。
だから、上記5つのポイントを自分なりに理解して買ったカメラが一番!
納得の1台を手に入れることが、何より大切だと思います。
大好きになれる1台を手に入れて、素敵な一眼レフカメラライフが送ってください。

私がNikonを好きな理由

Nikonユーザーの私が気に入っているNikonの好きなところをご紹介します。
これは私の感想です。
偏った意見になるかもしれませんがお許しを。

ボタン配置が最高

個人的に一番気に入っているところです
初めて触った時も操作方法やボタンを探すことに手間取らず、自然にカメラの操作ができました。

Canonユーザーも、PENTAXユーザーもそれぞれ同じように感じているかもしれませんが、気を悪くしないでくださいね。

・液晶の両側に配置されたボタンのお陰で両手の指が使え、写真の確認作業が素早く行える。
・カメラの電源がシャッターボタンの近くに配置されていて、起動がスムーズ。
・コマンドダイヤルと組み合わせて使うボタンが、使いやすい場所に配置されている。
・カメラを構えた状態での動きに無駄がない。

カメラの性能はもちろんですが、ボタンの配置も各メーカー異なる部分です。
私には、Nikonのボタン配置がぴったりでした。
とにかく使いやすいというのが、私の感想です。

エントリーモデルでも、AF測距点連動のスポット測光機能がある

「AF測距点連動のスポット測光」について簡単に説明しますね。
カメラは、暗い場所でも明るい場所でもきれいな写真が撮れるように、明るさを測る機能が付いているんです。
それを「測光」と言います。

Nikonには、ピントを合わせる部分が綺麗に写るように、ピント位置でピンポイントに明るさを測る「スポット測光」という機能が付いているんです。
他のメーカーで多いのは、画面の中央部でピンポイントに測光する機能です。
「スポット測光」という呼び名な一緒ですが、Nikonの機能とはちょっと違うんです。
ピントを合わせた部分で測光してくれるのはかなり嬉しいんですよ。

窓際での撮影や、逆光時など、明暗差のあるシーンで活躍する機能なのですが、エントリーモデルにもこの機能が付いているのがすごい。
他メーカーのカメラにはこの機能が無いものもあるようで、知った時はびっくりしたと同時にNikonに感謝したのを覚えています。

測光モードについての詳しく知りたい方は、「第5回 露出補正・測光モードとは」をぜひご覧ください。

Nikonのオフィシャルショップがアウトレットに入っている

オフィシャルショップがアウトレットモールに入っているのがありがたい。
メーカーが構える実店舗があるのは嬉しいです。
しかも、通常の1年保証を、なんと3年保証にすることができる!
販売店舗の保証ではなく、メーカー保証で3年はありがたいですね。
ニコンオンラインショップでも同様に3年保証が付けられますが、万が一落としてしまったり、ぶつけてしまったりして壊れた時に助かりますよ。
実物を手にとって見る事ができるし、安心して購入できると思います。

壊れにくく、トラブルが少ない(体感ですが)

私が10年近く使っているNikonのカメラは、一度も故障したことが無く、もちろん修理をしたこともありません。
他メーカーのカメラはこんなに長く使ったことがないのでわかりませんが、Nikonのカメラは壊れにくいのかなぁと、勝手に思っています。
これは自分の経験からくるものなので、Nikon製品への信頼につながりました。

まとめ

色々と書きましたが、Nikon押し感がどうしても出てしまいますね。すみません。
たまたま私がよく知っているのがNikonのカメラだというだけで、他メーカーのカメラを使い続ければ同じような感想になるのかもしれませんね。
2016年の国内一眼レフカメラ販売台数ランキングでは1位がCanon、2位がNikon、3位がPENTAXという結果のようですから、世間はCanonを支持しているのがわかります。
エントリーモデルであるEOS Kissシリーズの圧倒的な人気によって、販売台数が伸びたのかもしれませんね。

ただ、それぞれのメーカーの良し悪しをはかるのはあなたです。
ぜひ色々調べて、知って、納得のいくカメラを手にしてください。
その中で、私の意見も一眼レフカメラを購入する上で参考にしていただければ嬉しいです。

それでは、今回はこの辺で。
一眼レフカメラに関する役立つ情報をこれからもお届けしていきたいと思いますので、これからもぜひご覧ください!
またこのブログでお会いしましょう!

一眼レフカメラ道場 記事一覧
第1回 オート撮影からの脱却
第2回 オートフォーカスを使いこなす
第3回 F値とは
第4回 シャッタースピード・露出・ISO感度とは
第5回 露出補正・測光モードとは
第6回 背景をぼかすための4つの方法
第7回 ホワイトバランスとは
第8回 正しい構え方と水平・垂直
第9回 必須のカメラアクセサリーとは
第10回 料理を美味しそうに撮る方法
第11回 親指AFで動き回る被写体をバッチリとらえる!
第12回 カメラ×Wi-Fiはこんなにも素晴らしい!
番外編 初心者におすすめしたい一眼レフカメラの選び方
第13回 5分でわかる!RAWとJPEGの違い、RAWのメリットデメリット

Web Director / Photographer

前田 北斗

金融機関の融資担当として10年にわたり第一線で活躍。その後、セブンシックスに加入。洞察力、分析力を軸としたWebコンサルティングを得意とし、リサーチや戦略策定、情報設計を担当する。クライアントと向き合うことを信条とし、ウェブ担当者の育成にも力を注いでいる。また写真家としての一面を持ち、カメラ講座の講師も務めた。大の猫好き。

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